包茎手術 仙台中央クリニックTOP > バックカット法失敗修正
バックカット包茎手術は、陰茎の根元の皮を切除して縫合する包茎手術の方法で、傷跡を陰毛で隠すことができるメリットがあります。しかし、バックカット法が適さない症例にバックカット法を行うと、包皮が腫れる、勃起時に突張っる、締め付けが残るなどの症状が認められ、術後に修正が必要になります。
バックカット包茎手術後、皮膚が再延長することがあります。手術直後は亀頭が露出されていたのに、再度包茎になる戻り現象が起こります。バックカット法を受けたものの、再び包皮が被り、仕上がりに満足しない場合は、修正手術が必要です。
他院で受けたバックカット包茎手術後に包皮炎を繰り返す、亀裂ができるとして修正手術を希望されることがあります。バックカット法は、根元の余剰包皮のみを切除し、内板の包皮は一切取りません。その為、内板に炎症や亀裂が生じている場合には、それらの症状の改善は見込めません。亀裂や炎症を生じている場合はその部位を含めた包皮切除が必要になります。バックカット法の修正手術を成功させるためには、十分な技術と経験を有す医師に依頼してください。
包皮口が狭い場合には、バックカットが適応にならないことが有ります。バックカット法では、締め付けが残り、再度被り易くなるからです。包茎手術を行う際には絞扼輪と呼ばれる締め付け部分の開放が必要になります。
バックカット手術の修正は難易度が高い治療になります。余剰皮膚を切りすぎると、包皮の突っ張りを生じ、腫れが長く続きます。また勃起障害を起こすこともあります。バックカットの修正手術は適度な余剰皮膚切除が困難で医師の経験や技術レベルが結果を左右し易い為に、治療を断られるケースがあります。
53歳、未婚。バックカット法失敗修正
症例経過:バックカット包茎手術を受けたものの包茎状態が改善されない症例です。バックカット法で、一時的に亀頭が露出していましたが、しばらくして包茎に戻りました。包皮の切除処置が不十分に感じたことから、修正手術を決意され仙台中央クリニックを受診されました。診察したところ、包皮が亀頭を覆う包茎状態で、包皮の余りがあり絞扼輪が認められたため修正手術の適応と考えられました。余剰包皮を正確に計測し、絞扼輪を切除し亀頭が露出しました。包皮の被りもなく傷も綺麗に仕上がりました。
症例解説:美容的観点から、包茎手術の仕上がりは重要です。バックカット包茎手術は傷跡が陰毛に隠れる良い手術法ですが、症例により適さないことがあり手術の可否を見極める必要があります。不向きなタイプにバックカットを行うと、包茎症状が変わらない、傷が目立つなどのトラブルを生じることが有るので、医師の経験が重要です。仙台中央クリニックでは、包茎タイプを診断し、その方に最も合う治療法をご提案しています。そのため手術の方法が変わってくることが有ります。バックカット法の修正手術は、術後に包皮が突っ張るリスクがあります。