包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 40歳代の包茎手術
40歳代の包茎手術が増えています。若いころはクリニックに行くのが恥ずかしく行けなかった、費用面で都合が付かなかった、手術の痛みを恐れていた、仕上がりが心配だったなどで手術を受ける機会を逃してしまった方が、包茎手術を再考しているようです。また40歳代になって体型の変化と共に被り易くなってきたので治療したいという方もいます。もともと剥けていたのに、40歳代になり包皮炎を繰り返し、包茎の症状が進行してしまい、手術を考えるようになったという方もいらっしゃいます。
包茎の悩みを潜在的に抱えていると、自分に自信がなくなり、早期にEDになってしまうことがあります。また、過去の性的なトラブルの経験が、トラウマになって機能障害になってしまうこともあります。包茎手術により、自信が回復したことにより、性機能が回復する症例も多々認められています。40歳代の包茎手術は、心理的、精神的な面において、重要な役割を担います。
40歳代から包皮に弛みを生じ、包茎症状が進行することがあります。それまで上手くいっていた衛生管理が不十分になると、包皮や亀頭の炎症を繰り返すようになります。慢性炎症が続き、包皮が硬く萎縮してしまうと、閉塞性乾燥性包皮炎という状態になり、仮性包茎が、剥けなくなってしまい、真性包茎に移行します。包茎症状が進行し、痛みや性機能障害を伴う場合には、包茎手術の適応になります。
包茎手術は、陰茎に直接メスを入れるため、恐怖心を抱く方もいらっしゃいます。包茎手術を受けたいけれども、手術の痛みを考え、手術に踏み切れない場合があります。陰茎は痛みを感じやすいデリケートな部分なので、麻酔を打つ時の痛みや恐怖を和らげるため、表面麻酔や無痛麻酔などの、痛みを抑える治療が開発されています。事前に担当医に相談したうえで、無痛麻酔を選択するのが良いでしょう。
40歳代の方が、包茎手術を行う最も大きな理由は、社員旅行やゴルフ後のお風呂や、サウナに入る際に、包茎が気になるという事です。他の人と比較して、恥ずかしさや劣等感を抱え、堂々としていたいということから、包茎手術を希望する方が多数いらっしゃいます。
40歳代になり、体型の変化により陰茎が体内に埋もれ、包皮の被りが多くなってしまうことがあります。以前は被っていなかったのに、座った時や腰を引いた時に包皮が被ってしまう状態を、埋没型包茎と言います。埋没型包茎は、包皮のたるみや肥満により起こり、中年の方に多く見受けられます。
日常生活に支障が無い包茎でも、安易に放置するとリスクを伴うことがあります。排尿の際、時間がかかる場合は、膀胱障害や腎障害につながることがあります。また、包皮の締め付けがあり、勃起時に亀頭の露出がうまくできない包茎は要注意です。亀頭を締め付ける状態が続くと、血流が停滞してしまう原因になってしまいます。将来的に問題がでてくるか否かが心配な場合には、医療機関の診察を受けることをお勧めします。
40歳代で包茎手術を受けたいという方は、いろいろ悩んで相談に来られる場合が多く、手術を終えるとほっとして、肩の荷が下りたと言われます。もっと早く来るべきだったけれど、いろいろな理由からそれが叶わず、やっと治療出来たと、喜んで頂いています。
40歳、独身。40歳代の包茎
症例経過:40歳代になり包茎症状が進行してきた症例です。以前から自分が包茎であることを認識していて、衛生管理には気を付けていましたが、40歳代になり体型が少しずつ崩れ始めてから被り易くなり、衛生状態が不良になってきました。また同僚と一緒に風呂に入る機会が多く、包茎であることを気にして、こそこそ隠す自分が情けないと考えるようになり、思い切って包茎手術を受けることを決心し、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、余剰包皮が多く、たるみも見られたため、適正な範囲で余剰包皮をデザインして切除しました。美容的にも衛生的にも改善しました。
症例解説:仮性包茎であっても、日常生活で制限がないかぎり、そのまま放置している方が多いようです。機能的に問題が無い場合は、基本的に包茎手術は必要ではありませんが、40歳を超えて、包茎をそのまま放置した際に、将来的に問題となることがあり、注意が必要です。若年者では、免疫力が強く、細菌などに感染しても重症化することはほとんどありませんが、40歳代を超えると、炎症を繰り返すようになり、包茎症状が進行することがあります。このような場合は、包茎手術の適応になり、40歳代の方からお問い合わせをいただいています。御心配な方は早めに御相談ください。包茎手術には、内出血や腫れが継続するリスクを認めることがあります。術前に十分な説明を受けて手術に臨んでください。