包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 入院や介護に備えた包茎手術
入院して看護師さんに不快な思いをさせたくない、将来介護される時、家族に恥ずかしい思いをしたくないと、包茎手術を希望される方から御相談をいただいています。包茎の場合、衛生管理が上手くいっていれば問題はないのですが、不衛生になり、汚れや悪臭に悩まされることがあります。衛生状態が保てず、不衛生になっているという事であれば、包茎手術の適応になります。
年齢を重ねることにより、突然の病気で、看護師さんのお世話になることが、増えます。今まで全く元気であったのに、入院しなければならない、手術しなければならない、という事が起こり得ます。前々から包茎のことが気にはなっていたけれど、包茎手術をする踏ん切りがつかず、そのまま放置していたものの、突然入院することになったので、包茎を何とかしたいという事が起こり得ます。また健康診断で異常が見つかり、検査入院となり入院する日までに包茎を何とかしたいという事もあります。このように、入院に備えて、包茎手術をしたいという方から、包茎手術の御相談をいただいています。
誰もが、いずれは年を取って、これまで自分で出来ていたことが出来なくなり、人のお世話になることが増えます。介護される時に最も恥ずかしいのは、下の世話です。将来、介護される立場になった時、息子や嫁に恥ずかしいという事で、包茎手術を希望される方がいらっしゃいます。
入院や介護のことを考えている方の多くは、中年以後の熟年層であり、肥満、高血圧、糖尿病などの成人病を抱えている方もいらっしゃいます。そのような場合、全く健康な方と比較すると傷の治りが悪かったり、内出血を合併したりすることがあります。また、体の免疫力が低下している場合には、細菌感染の可能性が増えます。
包茎手術を行う際には、若年層と比較すると、包茎手術のリスクが高くなることを念頭に置いて、術前に十分説明を受けた後に手術に臨んでください。
56歳 男性、既婚。 将来の介護の為に包茎手術をしておきたい
症例経過:将来の入院や介護に備えて手術をご希望された症例です。以前から包茎のことを気にされていましたが、手術まで踏み切ることを躊躇していました。健康に不安を感じる年齢となり、急なケガや病気で入院した際の衛生管理を考えるようになり、仙台中央クリニックに包茎手術の御相談をいただきました。診察したところ、余分な包皮が多く亀頭が露出しにくい状態で、包皮が赤く炎症の状態も見受けられていました。余剰包皮を切除し亀頭を露出させることにより、衛生状態が保てるようになりました。
症例解説:包茎手術は短時間の日帰りで済みますが、術後は傷が落ち着くまでは多少の期間が必要となります。急なケガや病気で入院を余儀なくされ、急ぎで包茎手術のご依頼をいただくことがありますが、あまりに早急な場合は、御希望に添えないことがあります。入院や介護の為に備えたいという場合には、術後の経過なども考慮し、期間に余裕を持って、事前に準備をしておくことを、お勧めいたします。入院や介護に備えた包茎手術は、内出血のリスクがります。