包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 埋没包茎
陰茎が下腹部に埋まった状態の包茎を埋没包茎と言います。陰茎の形が無くなってしまっていることがあり、美容的な問題が生じます。その他、衛生状態を保てない、炎症を繰り返すなどの生活の支障が生じるため、包茎手術が必要になります。
埋没型包茎では、第一段階として陰茎を埋まった下腹部から引き出したうえで固定して、陰茎を形作ることになります。その後余った包皮を切除する包茎手術を行います。二段階の手術が必要になるため手術は難易度が高くなります。埋没が激しい重症埋没の症例では、陰茎を形成することが難しくなるために、さらに包茎手術の難易度が高くなります。重症型の埋没陰茎では、手術の難易度から、治療を希望しても断られることがあります。
埋没が高度な重症埋没包茎では、包茎症状が進行し剥け難くなることがあります。剥け難くなると、包茎手術の難易度が高くなります。特に包皮と亀頭が癒着すると難易度は極端に高くなります。できるだけ早めの治療をお勧めしています。
33歳、独身。埋没包茎、陰茎形成
埋没包茎の重症症例です。1年前に風俗に行って、強引に剥かれ皮膚に亀裂が入り、痛みのため剥かなくなったところ、全く剥けなくなってしまったということで、仙台中央クリニックを受診していただきました。下腹部に脂肪が沈着して、陰茎が下腹部に埋没しほとんど形が無くなってしまっているような状態でした。陰茎を出来るだけ引き出して陰茎を形成したうえで、余った包皮を切除して、亀頭が露出されるようにしました。包茎状態が改善されました。
クリニックより:埋没型の包茎の場合は、普通の包茎と違って手術の難易度が高くなります。陰茎を引き出し、陰茎を形成したうえで、包茎切除を行う必要があります。包皮と亀頭の癒着がある場合は、さらに難易度が高くなります。症状が進行する場合があるため、早めに専門医療機関に相談されてください。
42歳 既婚。埋没陰茎修正、亀頭包皮炎、包皮の亀裂
症例経過:以前から陰茎が下腹部に埋没していたという症例です。特に生活に困らなかったので放置していましたが、5年前から包皮の炎症や亀裂を繰り返すようになり治療を決意されました。最初に保険診療の泌尿器科を受診したところ、塗り薬を処方され、薬を塗って様子を見ていました。しかし塗り薬の効果が見られず、次に自費診療のメンズクリニックに相談したようですが、持病の高血圧もあり、何軒かのクリニックでも治療を断られました。その為、インターネットで治療引き受けてくれる施設を探し、仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、包皮は炎症を伴い、深く痛々しい亀裂が認められ、周辺の皮膚が一部硬化していました。埋没する陰茎に対して堤靭帯の補強を行い、陰茎を形成した後に、余剰包皮の切除を行いました。陰茎が埋没しなくなり、亀頭が露出されたために、衛生的になり、包皮炎は改善されました。
症例解説:埋没陰茎は、下腹部に陰茎が埋没するために、包皮や亀頭の炎症を伴い、包皮に亀裂が出現することがあります。塗り薬で一時的に改善する場合もありますが、次第に薬の効果が無くなった場合には、包茎手術が必要になります。持病と併発した包皮炎や重度の亀裂は、治療に難渋し、治療を引き受けてくれるクリニックは限定されます。何度も繰り返す亀裂は、根治を目的として、包茎手術をお勧めしております。