包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 仮性包茎
仮性包茎は、普段は包茎の状態でも、勃起した場合や、包皮をめくった場合に剝ける包茎を言います。非常に簡単に剥けるような場合は、手術適応にならないことが多く、包茎であれば即手術という考えは誤りです。しかし包皮が長く、簡単には剥けない、勃起しても包茎のままである場合は、手術が必要になります。仮性包茎の手術適応に関しては、意見が分かれることがあり、熟練したドクターの診察を受けることが大切です。
勃起すれば自然に剥けてくるような仮性包茎は、多くの場合で包茎手術の適応にはなりません。しかし普段から剝けた状態になりたいというご希望により、美容的観点から手術を行う場合があります。普段から剥けている状態を保つことにより、衛生面が改善されますので、衛生面から手術を希望される場合もあります。包茎を解消することで、コンプレックスが無くなり男の自信につながる場合もあります。社会的条件や精神的立場なども考慮して上で包茎手術の適応を考える必要があります。
包皮をめくることで、簡単に剥けるような仮性包茎は、多くのケースで手術適応になりません。しかし包皮が長いなどの理由で、剥け辛い場合には美容面、衛生面を考慮して包茎手術を行っています。どれくらい包皮が余っていたら手術適応になるかということはケースバイケースなので、ベテランドクターの判断を仰ぐ必要があります。
仮性包茎の症状が進行し、少しずつ剥け難くなることがあります。剥け難くなると、衛生管理が難しくなること、美容面で劣ることから、包茎手術を行っています。剥け辛くなると包皮炎になる可能性があり、包皮炎が強い場合には手術の難易度が高くなるため、ご注意ください。包皮炎が進行してきた場合は、早めに専門医の診察を受けることがお勧めです。
30歳、独身。仮性包茎、剥け辛くなってきた
症例経過:元々仮性包茎であったものの、簡単に剥けていたために、放置していた症例です。しかし最近、少しずつ剥けづらくなってきたために、心配になり仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ包皮が長く、一部包皮炎を併発していました。美容面と衛生管理のことを考慮して包茎手術を行いました。自然に剥けた感じになり、包皮炎が改善しました。
症例解説:仮性包茎が進行して、剝け辛くなることはよく認められます。進行する仮性包茎症例の多くは、包皮が長く、衛生管理が行き届かないために包皮炎を合併しています。簡単には剥けないという仮性包茎症例です。包皮炎が進行すると、包茎手術の難易度が高くなりますので、包茎手術を希望されるのであれば、早めに御相談いただくのが良いかと思います。包茎手術は、細菌感染を合併するリスクが有ります。
32歳、既婚。 仮性包茎、包茎手術、埋没修正
症例経過:以前から包茎の為に外見的な劣等感があった症例です。これまでは機能的にも日常生活においても大きな支障があったわけではなく、放置していました。最近、剝け難くなってきたという事で、この際に外見的なコンプレックスを払拭したいと考えるようになり、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、包皮が長く、やや下腹部に埋没する傾向がありました。陰茎が埋没する為に、衛生管理が上手くいっておらず、包皮炎を合併していました。手術は余剰包皮の切除と埋没陰茎に対して陰茎堤靭帯の補強手術を行いました。手術は短時間で終了したので、その後の仕事にも支障をきたすこともなく、誰にも気づかれずに手術することができました。美容的に仕上げたので、外見的なコンプレックスも無くなりました。
症例解説:仮性包茎で日常生活に支障がない場合には、手術をしなければいけないということはありません。しかし、剝け難くなり、衛生面が不良で、包皮炎を併発したために手術を行うことは有効です。また包茎により劣等感を持つ場合には、手術を行うことがあります。劣等感が強く、全てのことに自信がない、人より劣っているように感じるという場合には、自信の復活にも繋がる可能性も高く、精神面の改善を目的として包茎手術を考えてみる価値はあります。包茎手術は、内出血を認めるリスクが有ります。