包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 包茎のため勃起すると痛い
勃起すると痛みがあるというという事で御相談をいただくことがあります。性的興奮時に痛い、性交渉の時に痛い、夜間や早朝の睡眠時に痛いなど、さまざまな状況下で、勃起により痛みを感じる方がいらっしゃいます。日常生活に支障をきたすことがあり、お悩みは深刻です。勃起時の痛みは、包茎によるものが多く、手術により改善させることが出来ます。
性的興奮に伴い、陰茎は勃起しますが、その際に痛みを感じるという方がいらっしゃいます。日常生活の様々な場面で、突然痛みが出ますので、生活に支障が出ます。早めの治療をお勧めしています。
性交渉に伴い、陰茎が擦れた場合、痛みを感じるという方がいらっしゃいます。陰茎には排尿の役割を持つと共に、生殖の役割を担います。性交渉が出来なくなると、陰茎は生殖器としての機能が発揮できなくなります。性交渉の際に痛みを伴う場合は、治療が必要になります。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があり、それらは繰り返し交互に起こります。レム睡眠の時には、性的な興奮や性的な夢とは関係なく勃起する事が知られています。睡眠時の生理的勃起減少は、レム睡眠時に起こる身体各所の運動の一種で、定期的に海綿体内に血液を送ることによる勃起力のメンテナンス作業、またストレス解消作業であると考えられていて、ほとんどの男性は一生にわたってこれらの生理的勃起現象を経験します。生理的な勃起現象により痛みを感じる場合、睡眠が障害されることがあり、睡眠不足に陥ることがあります。痛みのため、夜間目が覚める、眠りが浅いという場合は、治療が必要になります。
勃起した際の痛みは、包皮により陰茎が締め付けられ、引き攣ることにより起こります。痛みが起こらないようにするためには、引き攣れ解除をする必要があります。塗り薬や内服薬では改善は認められず、引き攣りを解除するためには、包茎手術が必要になります。
26歳、未婚。包茎手術、長茎手術
症例経過:勃起時に痛みを感じていた症例です。性交渉時に痛みがあり、性交渉が出来ないので、このままでは結婚できないのではないかと心配され、仙台中央クリニックを受診していただきました。診察したところ、包皮の絞扼輪が強く、引き攣れを起こしている状態でした。更に陰茎が下腹部に埋没していて、短小の状態でした。勃起時の痛みを改善させると共に、美容的に綺麗にしたいという御希望から、包茎手術と長茎手術を行いました。陰茎が埋没する原因となっている陰茎堤靭帯の緩みを補強して長さを引き出し、狭窄している余剰包皮を切除して、勃起時の包皮の引き攣れを改善させました。美容面が改善すると共に、勃起しても痛みを感じることはなくなりました。
症例解説:軽度な包茎状態では、衛生状態が維持できれば、包茎手術は不要ですが、勃起時に痛みを伴うような包茎の場合は、早めに治療されることをお勧めしています。突然の痛みの為に、日常生活に支障をきたしたり、睡眠障害を伴ったりすることがあるからです。更に引き攣れが強くなり、陰茎の血行障害や、うっ血、腫れを伴う場合には、緊急に手術を要する場合もあります。ご注意いただきたいと思います。尚、包茎手術や長茎手術には、術後感染や出血のリスクや副作用が起こることがあります。術前に執刀医に十分説明を受けてください。