包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 包茎による亀頭包皮炎
亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に、細菌や真菌が感染し炎症を起こした状態です。亀頭や包皮が腫れて赤くなり、痛みやかゆみを伴うことがあります。通常、軟膏を塗布することにより症状が改善しますので、問題になることはほとんどありません。しかし包茎の症状が強く衛生管理が不十分になっている場合は、亀頭包皮炎が重症化したり、亀頭包皮炎を繰り返したりすることがあるために注意が必要になります。
包茎の状態の場合、包皮や亀頭が不衛生になり、亀頭包皮炎を発症し易くなります。亀頭包皮炎の多くは衛生状態を保ち、軟膏を使用することで改善しますが、衛生管理を怠った場合や、包茎が重症で衛生管理が出来ない場合には、亀頭包皮炎が遷延化します。亀頭包皮炎が酷くなってからでは、治療が困難になりますので、普段から衛生管理に気をつける必要があります。
包茎の状態が悪く、衛生状態を保つことが出来ない場合、亀頭包皮炎を繰り返すことがあります。激痛や痒みを伴う場合には、包茎手術の適応になります。
亀頭包皮炎が改善しない場合には、包茎手術の適応になりますが、亀頭包皮炎が酷いと、手術を引き受けてくれるクリニックが少なくなります。包茎手術をお願いしても、この状態ではできない、亀頭包皮炎が落ち着くまで少し待ちましょうと言われ、手術を断られることがあります。
亀頭包皮炎の治療は、亀頭を露出させ衛生管理を容易にすることです。余剰包皮の正確な長さを知り、適切に切除することが必要です。また炎症が進行し、亀裂や肥厚などの皮膚のトラブルが進行している包皮は切除する必要が有ります。亀裂や肥厚が残ると症状が再発し、慢性化してしまいます。
34歳、独身。包茎による亀頭包皮炎
症例経過:亀頭と包皮に痛みや痒みを伴う亀頭包皮炎の症例です。包茎のため衛生状態が不良になり、亀頭包皮炎が重症化し、性交渉はおろか、排尿にも支障をきたすようになってしまいました。他院で相談しましたが、軟膏を渡されるだけで治療してもらえない為に、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、埋没型の陰茎で、亀頭包皮炎が慢性化しており、亀頭は露出することが出来ず、衛生状態は不良でした。埋没陰茎を改善させた上で、包茎手術を行い、亀頭を露出させました。長期間苦しんできた痛みや痒みがなくなりホッとされました。
症例解説:亀頭包皮炎が遷延化して慢性に経過すると、包皮の締め付けが少しずつ強くなり、最終的に剥けなくなってしまうことがあります。そうなると更に衛生状態が不良になり、亀頭包皮炎が更に悪化し、悪化スパイラルに陥ります。痛みや痒みが悪化するために日常生活が快適に過ごせなくなります。その様な場合は包茎手術の適応になります。亀頭包皮炎に対する包茎手術は、通常の包茎と比較して、細菌感染や傷の癒合不全の頻度が高いリスクがあります。術後は、注意事項を守り、生活してください。
24歳、独身。包茎による亀頭包皮炎
症例経過:亀頭包皮炎を繰り返し、徐々に剝けなくなってきた症例です。痛みや痒みが強いために包茎手術を希望して他院を受診しましたが、手術はしなくとも良いでしょう、と手術を断られてしまいました。手術を引き受けてくれるクリニックを探し、仙台中央クリニックを受診されました。診察したところ、亀頭包皮炎により包皮の締め付けが強くなり、亀頭が露出できない状態でした。痛みや痒みが強く、排尿時には沁みるために、包茎手術の適応と考えられました。埋没陰茎を修正して陰茎を引き出した後に、包皮を切除し亀頭を露出させました。痛みや痒みが、術後早期から全く無くなり、生活が快適になりました。。
症例解説:亀頭包皮炎を繰り返すと、炎症が慢性化して、痛みや痒みが遷延することが多くなります。また手術の難易度が高くなるため、手術を引き受けてくれるクリニックが少なくなります。どこに行けば良いのか分からない、包茎手術を引き受けてくれるクリニックを教えてほしいと言うお問い合わせをいただくこともあります。包茎手術が適切に行われれば、痛みや痒みは早期に改善することが多いため、早めに包茎手術を行うことが必要です。細菌感染を併発し、傷の癒合不全を伴うリスクが有ります。