早漏に対する包茎手術

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早漏治療とは

早漏とは、早発射精とも言われ。性交時に早期に射精してしまうことを言います。具体的には、自分の意志で射精をコントロールできない状態を指します。早漏の為に、悩んでいる方は、非常に多く、仙台中央クリニックでは、多数の御相談をいただいています。

早漏の原因

早漏の原因は精神的な過緊張であると考えられています。このため,気をそらせる,肛門に力を入れるといった対策も、伝え聞くことがあります。しかし病的な場合には、これらの治療法は、ほとんど効果がなく、重症にならないうちに専門医の指導を受けるのが有益です。

早漏による2次的症状

早漏が酷いために、自信を失っている方が多くいらっしゃいます。早漏の為に、自信を失うことによって二次的にインポテンツに進行することがあります。インポテンツが長期に続くことがあり、精神的な治療が必要になることがありますので、注意を要します。

早漏の治療

包茎手術

早漏でお悩みの方で、包茎の程度が甚だしい場合には、まず包茎を解消する手術が勧められます。包茎手術を行うことにより、亀頭の感受性が低下し、早漏症状が改善します。包茎手術は切開を伴うというデメリットがあり、敬遠される場合があります。

亀頭強化療法

亀頭にヒアルロン酸などの薬液を注入する治療法を亀頭強化法と言います。亀頭の過敏性が低下し、早漏を改善します。短時間で治療が終了し、ダウンタイムも短いので人気がある治療法です。亀頭強化療法により、亀頭はカリ高になり、亀頭が大きく見えるというメリットがあります。しかし稀に、注入部位が赤くなったり、黒ずんだりするデメリットがあります。

内服薬療法

精神的な脱緊張状態が早漏を改善させるという考え方の元、鎮静剤や交感神経α遮断剤が有効との報告も認められます。性交渉時に前もって内服薬を服用しなければならず、面倒であるというデメリットの為に、一般的ではありません。

早漏治療の症例写真

包茎手術による早漏治療

42歳、既婚。早漏治療、包茎手術、亀頭強化
症例経過:以前から早漏で悩んでいた症例です。早漏症状が酷く、やや進行性である為に治療を決意して仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、余剰包皮が多く、常に包皮が被っている状態で、亀頭が未成熟でした。包茎手術により余剰包皮の切除を行い、亀頭の過敏性を低下させるために、亀頭強化療法を行いました。術後は亀頭部が露出した状態になり、亀頭が強化され早漏の改善が認められました。
症例解説:早漏は、性的経験を積むに従い、改善することが多いのですが、極端に時間が短い場合や、進行性である場合は治療が必要になります。本症例は、余剰包皮が非常に長く、包茎手術と亀頭強化手術を同時に行いました。包茎治療は、メスを使うために、早漏治療で選択し難いというデメリットがありますが、効果を優先させる場合には、選択する場合も多々あります。また早漏の方は、大きな精神的ストレスを抱えていることがあり、インポテンツなることがあります。精神的ケアを含めたトータルケアが必要になります。