難治性亀頭包皮炎

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難治性亀頭包皮炎

亀頭包皮炎は、包茎で起こり易い病態です。包茎では亀頭の露出が難しく清潔な状態を保つのが困難で、包皮の内側は菌類の繁殖に適した状態になるので、常在菌のバランスが崩れて、特定の菌類が過剰に増殖します。尿やその他の分泌物が包皮の内側に残ると、それらが菌類の増殖を助ける要因となることもあります。包茎手術で亀頭包皮炎の改善が期待できます。

亀頭包皮炎による痛みが気になる男性

難治性亀頭包皮炎に対し自己判断は控える

亀頭包皮炎に対し、自己判断で治療を行う方もいますが、かえって亀頭包皮炎を悪化させてしまう恐れが有り注意が必要です。どのような治療が良いのか、まずは医師に相談しましょう。

免疫低下による難治性亀頭包皮炎

免疫力が低下していると、亀頭包皮炎が悪化する可能性があります。特に糖尿病は、免疫系の反応が弱くなることが知られており、亀頭包皮炎が悪化し易くなります。睡眠不足やストレスによって免疫力は低下することが有ります。規則的な日常生活を送り、ストレスフリーの生活を心掛けることが大切です。

難治性亀頭包皮炎を市販薬で治療

市販薬を購入し、亀頭包皮炎を治療する方がいらっしゃいますが、市販薬による治療は効果が少ないばかりかリスクを伴うので、医師に相談してください。亀頭包皮炎は細菌や真菌により発症し、抗生剤の軟膏塗布が主な治療法です。強い炎症がある場合は、経口抗生剤も併用されます。市販薬では改善が期待できない場合や、刺激が強すぎる可能性もあります。また、病原体を特定し、適切な治療を行うことが重要で、そのためには医療機関での検査が必要です。亀頭包皮炎は早期治療が望ましく、放置すると症状が悪化し、慢性化します。

難治性亀頭包皮炎に対する包茎手術

難治性亀頭包皮炎に対し包茎手術が必要になることが有ります。包茎手術には、個々の陰茎の形状に合わせ定説な包皮切除が必要になります。自然で美しい仕上がりを実現するために繊細な技術が必要とされます。包茎治療の豊富な経験を持つ医師による、手術のプランニングが重要です。

亀頭包皮炎に対し包茎手術を行い喜ぶ男性

難治性亀頭包皮炎リスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 血腫が形成されることが有ります。
  • 内出血を認めることが有ります。
  • 長期に違和感が継続することが有ります。
  • バイク、自転車などのような負荷がかかる姿勢の乗り物は控えて頂きます。
  • 手術部を保護するために数日間の包帯固定を要します。

難治性亀頭包皮炎ビフォーアフター症例写真

難治性亀頭包皮炎 症例写真1
難治性亀頭包皮炎 症例写真2

50歳、未婚。包茎による亀頭包皮炎、埋没陰茎修正
症例経過:難治性亀頭包皮炎の症例です。亀頭包皮炎を引き起こし痒み痛みがありましたが、放置していました。炎症を繰り返し、包皮口が狭く剥けにくくなり、衛生面や機能的な面で不安を感じるようになったことから、仙台中央クリニックを受診して頂きました。診察したところ、包皮の炎症が強く、弾力性が失われ、包皮口には強い絞扼が認められました。陰茎には埋没症状もあり短小包茎の状態でした。陰茎堤靭帯を補強して、埋没していた陰茎を体外に引き出し、包皮絞扼を含む余剰包皮を切除して亀頭直下にて美容縫合を行いました。包皮の痒みや痛みに悩まされることがなくなり、快適な日常生活を過ごすことが出来るようになりました。
症例解説:包皮が常に亀頭を覆っているとジメジメして不衛生な状態が継続され、亀頭包皮炎が完治しないことがあります。いつか治るだろうと楽観視していると重症化することも多く、難治性に移行します。何度も亀頭包皮炎を繰り返し、亀頭や皮が切れ易くなって、切れた箇所が硬くなり、更に剥け難くなります。難治性亀頭包皮炎を改善するには包茎手術が必要です。適切な治療が行われれば根治が可能です。治らない亀頭包皮炎は放置せず医師の診察を受けてください。出血が継続するリスクが有ります。

包茎による亀頭包皮炎について教えてください