リスクが高い亀頭包皮炎

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亀頭包皮炎によるリスク

亀頭包皮炎は、早めの治療が必要です。亀頭包皮炎は放置すると悪化し慢性化する恐れがあるためです。強い痛みや痒みは日常生活に支障をきたします。相談し難い部位なだけに、診察を受けることに抵抗のある方が多いと思います。しかし放置すればするほど症状が悪化しますので、自然治癒に頼るのではなく、早めの診療を推奨します。

亀頭包皮炎が進行しどうしたら良いか悩む男性

亀頭包皮炎の深刻な合併症

亀頭包皮炎は通常、炎症や感染症によって引き起こされ、放置すると症状が悪化します。感染が深部に進行すると包皮狭窄症や性交障害、膀胱炎や腎盂腎炎などの泌尿器の感染症を引き起こします。また、亀頭包皮炎が慢性化すると、慢性的な痛みや不快感を伴い、生活の質QOLを著しく低下させますが、適切な医療により、これらの合併症のリスクは大幅に減少します。

リスクの高い亀頭包皮炎を早期に治療

亀頭包皮炎の症状は、受診が遅れることにより悪化します。できるだけ早い段階で医師の診察を受けることが重要です。早期の治療は、症状の進行を抑え、合併症のリスクを軽減します。

亀頭包皮炎で陰茎癌のリスクが高い

亀頭包皮炎を発症すると、典型的には陰茎先端または全体が赤く腫れ、触ると痛みを感じます。そのほか、痒みや排尿時に痛みが伴うことや陰茎先端から膿が出ることもあります。亀頭包皮炎になると、陰茎癌になる可能性が高まるといわれています。適切な治療を受け、常に良好な衛生状態を保つことが大切です。

亀頭包皮炎の要因

亀頭包皮炎のリスク要因として、糖尿病、肥満、心不全、肝硬変、腎臓病、体がむくみやすい病気が考えられます。それらは、免疫機能の低下や循環障害のため、感染症に対するリスクが高まります。これらの病態では、菌やウイルスが繁殖し易くなり、亀頭包皮炎の発症リスクが増加します。また、ズボンのチャックでの怪我は亀頭包皮炎のリスク要因となり得ます。チャックが皮膚に摩擦や圧迫を与え、結果的に傷や損傷が生じることがあります。これにより、細菌やウイルスが傷口に入り込んで感染を引き起こします。医師の診断やアドバイスを受けることで、リスク要因の管理や適切な予防策を講じることができます。適切な衛生習慣の実践、基礎疾患の管理、損傷や怪我の予防などが亀頭包皮炎のリスクを軽減させます。

リスクが高い亀頭包皮炎の外科的治療

亀頭包皮炎に対し包茎手術を行っています。傷が亀頭の真下で隠れるように亀頭直下埋没法により余剰包皮の切除を行います。亀頭包皮炎は、主に内板と呼ばれる包皮で認められます。内板の包皮を一周取り除き、亀頭の真下で隠すようにして縫い合わせます。

リスクの高い亀頭包皮炎に対し包茎手術を終え喜ぶ男性

リスクの高い亀頭包皮炎に対する包茎手術のリスクやデメリット(稀なものを含む)

  • 包帯から出血が滲むことが有ります。
  • 術後1週間は、お酒や激しい運動は控える必要が有ります。
  • 勃起時には多少の痛みが有ります。
  • 当日はできるだけ安静に過ごす必要が有ります。
  • ごく稀に傷の離開の可能性が有ります。

リスクが高い亀頭包皮炎ビフォーアフター症例写真

リスクが高い亀頭包皮炎 症例写真1
リスクが高い亀頭包皮炎 症例写真2

37歳、未婚。包茎による亀頭包皮炎、包茎手術、埋没陰茎修正
症例経過:亀頭包皮炎の包茎症例です。亀頭包皮炎を繰り返し、痛み痒みが酷く、排尿の度に沁みて日常生活に影響が出ていました。塗り薬を塗っていても完治しないことから包茎手術を考えるようになり、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ陰茎が埋没して、包皮が完全に被り不衛生な状態でした。炎症が起こり易いので手術の適応と考えられました。埋没していた陰茎を体外に出して、本来の陰茎サイズに戻し、炎症を起こしていた包皮内板を全て切除し、美容的に縫合しました。亀頭が露出し、清潔な環境を保つことができるようになりました。
症例解説:亀頭包皮炎に対して塗り薬が処方されますが、一時的に効果が有るものの、次第に効かなくなることが多く、痛みや痒みが強くなります。亀裂を生じると排尿時に沁みて激痛を感じることも有ります。専門の医師の診断を受け適切な治療を行うことが重要です。特に、症状が長期間続き、症状が悪化する場合は包茎手術が必要になります。内出血を認めるリスクが有ります。

包茎による亀頭包皮炎について教えてください