包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 肥満による包茎 > 体型の変化で包茎が重症化
体型が変化し肥満になると下腹部の皮膚が伸びて、包茎になり易くなります。太るということは、脂肪が増えるということで、下腹部に余分な脂肪が蓄積され陰茎が埋もれ包皮が前に押し出されます。つまり脂肪に引き込まれ、陰茎が短くなり、亀頭部分にまで皮が到達してしまいます。体型の変化で包茎に成り易いというデメリットが有ります。
元々包茎ではない、軽度な仮性包茎で大して気にしていなかった人が、体質や生活習慣の乱れによって下腹部や恥骨部周辺に余分な脂肪が増えて重度な包茎になる場合があります。肥満を放置すると、包茎の被り具合がさらに悪化する傾向があります。
包皮の被り具合が重度になると排尿時に尿が真っ直ぐ飛びづらくなります。肥満型包茎では腹部や恥骨部周辺についた皮下脂肪によって股間全体を尿で汚してしまう場合があります。便座に座って用を足そうとしても、今度はお腹のぜい肉が邪魔して方向が定まらないので精神的ストレスを抱える人もいます。
肥満して下腹部についた脂肪により、陰茎が埋もれ、包茎になることを肥満型包茎と言います。メタボリックシンドロームのために腹部に内臓脂肪がつき包茎になり易いことが特徴です。肥満型包茎は、食事制限や運動などで肥満が解消されると治ることがありますが、脂肪の重みで陰茎周囲の皮膚も伸びた場合は、外科的手術が必要になります。
肥満で下腹部の皮膚がせり出すと陰茎が埋もれ、包茎になります。陰茎が埋没することで見た目や衛生面が悪く、治療のご相談に来院されます。症状によっては排尿時にズボンを汚し、通常より排尿に時間がかかります。陰茎上部下腹部の脂肪はその他部位に比べ運動などでも解消が難しい場合が多く、自己努力での改善が困難です。
平常時にも包皮がなるべく被らないような仕上がりにしたい場合には、包茎手術に長茎術を合わせて治療します。長茎術は、平常時の陰茎を長くする治療法で、包皮が亀頭に被らなくなります。
28歳、未婚。体型の変化で重症化した包茎、包茎手術、埋没修正
症例経過:体型の変化で包茎が重症化した症例です。体型の変化と共に陰茎部が短く見えるようになってきました。包茎治療と陰茎のサイズアップを希望して仙台中央クリニックに来院されました。診察したところ下腹部の脂肪が多く陰茎が埋没した包茎でした。手術は陰茎堤靭帯を固定し、埋没していた陰茎を体外に引き出して、余剰包皮を切除して亀頭を露出しました。術後は外見だけでなく、日常生活でも衛生的になり、快適に過ごすことができるようになりました。
症例解説:体型の変化で包茎が重症化することが有ります。埋まりが強い埋没型の場合、亀包茎手術のみでは亀頭が露出しないケースがあり、陰茎の埋まりを改善する埋没修正術を同時に行う必要が有ります。肥満を伴う包茎手術は、陰茎の浮腫が継続するリスクが有ります。