包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 高校生の包茎 > 高校生の包茎の問題点
包茎の問題点により、治療を希望される高校生が多くいらっしゃいます。高校生の場合、包茎であっても、自然経過により剥けることもあり、過度の心配は要りません。普段から皮を剥く習慣をつけている場合は、比較的に剥け易いので、まずは自己整復をお勧めする場合も有ります。
高校生の包茎でも、積極的に治療をした方が良いことがあります。重症型の包茎の場合には、自己整復が不可能であり包茎手術が必要になります。特に、嵌頓包茎や真性包茎は剥いて元に戻せなくなる、翻転による裂傷、剥けないことにより衛生状態が悪くなることから包茎手術の適応になります。
高校生にとって包茎は重要な問題であり、できれば早く手術したいと考える方が多いようです。特に真性包茎は自分で剥こうとすると強い痛みを感じ、包皮を傷つけることが有り治療を望まれます。更に包皮の翻転ができないときは、包皮と亀頭が癒着している可能性も多く剥離処置が必要になり、専門のクリニックを受診されることをお勧めします。
包茎に対する羞恥心から、何もする気にならない、学校に行きたくないと。考える方もいらっしゃいます。友人から包茎を指摘され、からかわれたり、いじられたりすることが切っ掛けで精神的に参ってしまうことが有ります。専門の医療機関で診察を受けて、手術が必要なのか、あるいは必要ないのかを理解した上で前向きに行動を起こすことが必要になります。
包茎手術を受けるのであれば、出来れば時間に余裕のある学生の間に行いたいという方が多くいらっしゃいます。高校を卒業すると就職や進学で親元を離れることが多く不安を抱えていらっしゃいます。そのような場合には、環境が変わる前に手術を行うことをお勧めしています。進学して寮生活になる前に、就職後の研修の前など、環境の変化による予測不能な事態に備え、時間の自由がある状況で包茎手術を行うことが選択肢の一つであると考えられます。
10代は、男性にとって特に性器が成長する時期であると同時に、変化に戸惑ったり他人と比較して不安になったりすることもあるでしょう。しかし包茎の悩みは親にも聞けないですし、友達にも打ち明けづらく、包茎であることで悩む方もいます。多くの人が仮性包茎の状態であるので心配はいりませんが、高校卒業の頃までに、包皮を剥いて亀頭を露出することができない包茎でしたら、医療機関で一度診察してもらいましょう。
18歳、未婚。高校生の包茎
症例経過:勃起時に痛みを伴う高校生の包茎症例です。県外に就職が決まり社員寮に入居して同僚との共同生活になるため、就職前に何とか治療しておきたいと、仙台中央クリニックにご来院されました。診察したところ、包皮の絞扼が強く、亀頭痛も認められました。嵌頓包茎に移行する可能性が高く、包茎手術の適応と判断しました。包皮の範囲をミリ単位で細かく計測し、切除範囲を設定し、余剰包皮を切除して、亀頭を露出しました。痛みは消失し、自然に皮が剥けて亀頭が露出している状態になりました。
症例解説:高校生のうちに包茎手術を受けたいという方から多くのお問い合わせを受けています。時間的余裕があるから、親元にいる間に手術を受けたいから、県外に行くことが決まったからなどの理由で治療を希望されます。高校時代は比較的時間の余裕が有ることから、長期の休みではなくとも、土日を利用して手術を行うことが可能です。治療を受けることで精神的にほっとされるようです。包茎により問題を生じているということであれば治療をお勧めしています。包茎手術は、腫れが続くリスクを認めることが有ります。手術前に十分説明を受けてください。