包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 中年の包茎手術 > 中年の包茎における包皮トラブル
包茎の包皮トラブルで、包皮が赤くなり痛みを伴うようになった、毛が巻き込む、毛切れを生じたというご相談を頂きます。包皮の炎症や亀裂を繰り返しているケースでは、最終的に、包皮が硬くなって剥けなくなり、亀頭と包皮の癒着が生ずることがあります。包皮のトラブルがある場合には、早めに専門の医療機関での診察や処置を受けることをお勧めします。
包皮の炎症は、ステロイド含有軟膏を塗布するのが一般的な治療法です。数日の塗布で症状は改善されますが、包茎が原因の場合、再発率が高くなり、症状を繰り返す度に、改善し難くなり、包皮裂傷などの症状を繰り返します。何度も繰り返す場合は、包茎手術の適応になります。
陰毛が亀頭と包皮の内側に巻き込まれることがあります。巻き込まれると、日常の動作により引っ張られて痛みを伴います。無理に陰毛を引っ張って取ろうとすると、包皮の内側を傷つけることがあります。特に糖尿病をお持ちの方は要注意です。後天的な嵌頓包茎や、真性包茎に進行する場合があり早めの治療が望まれます。
包皮口が狭いと、血管やリンパ管が締め付けられ、陰茎の循環障害を起こすことが有ります。陰茎内部の水分調節機能が働かなくなり、浮腫が発生し、締め付け部分と亀頭冠の間の粘膜が膨張し、蜜柑くらいの大きさまで膨張します。こうなると、自力での修復は難しく外科的処置が必要になります。鬱血した状態で放置すると、細胞が低酸素症にかかり、最悪、細胞が壊死することも有ります。もし陰茎が締め付けられ、腫れてしまった場合は、至急専門クリニックを受診してください。
裏筋は、医学的に包皮小帯と呼ばれます。包皮小帯が短い場合には、勃起時に包皮小帯が緊張し痛みを伴います。繰り返し刺激が加えられると切れてしまうこともあります。包皮小帯が短いために痛みが有る場合には修正手術が必要になります。局所麻酔を用いた日帰り手術で治療が可能ですので、気になる方は医療機関に相談してみると良いでしょう。
包茎手術は、亀頭を露出させ乾燥した清潔な状態に出来ます。また包皮のトラブルが起こり易い内板部分を取り除く事により、包皮炎や亀裂が起こらないようになります。
46歳、未婚。中年の包茎手術、埋没修正
症例経過:これまでは長く包茎で悩んできましたが、今回包皮トラブルが生じた症例です。包皮に炎症を起こすことや、陰毛が絡まり毛切れを起こすために、包茎手術を決意し、仙台中央クリニックに来院されました。診察したところ、下腹部に陰茎が埋まる埋没タイプの短小包茎の状態でした。亀頭を露出することが困難で包皮炎を併発していました。陰茎を引出し、余剰包皮を切除して亀頭を露出しました。包茎による包皮トラブルがなくなり身体的、精神的な負担が減少しました。
症例解説:中年の包茎により来院される方で、包皮が赤くなる、毛が巻き込んで痛い、痒みが強い、皮膚疾患を繰り返すなどの包皮による症状を呈することがあります。包茎手術により適切に余剰包皮を切除することにより、包皮のトラブルは消失します。短時間の治療により症状は大きく改善します。日常生活のクオリティを大きく改善したと喜んで頂いています。包茎手術は突っ張りや違和感のリスクがあります。