包茎手術 仙台中央クリニックTOP > 剥け難い包茎 > 剥くと包皮が切れる包茎
勃起時に、包皮が切れたり、裂けたりする方は要注意です。包皮に絞扼がある可能性が高く治療が必要です。絞扼は、包皮の伸縮しない狭い部分で、切れたり裂けたりします。軽症の場合、軟膏などの塗布で一時的に傷は治りますが、徐々に包皮が硬くなり、より軽度の刺激で裂け易くなってしまいます。
包茎の絞扼がある方は、勃起時に亀頭の根元が締め付けられると強い痛みを生じ、裂けて、出血することがあります。炎症を起こし易い状態であり、感染症のリスクが高まります。
自力で剥いて包皮を傷つけると、包茎が悪化することが有るために注意が必要です。包皮狭窄が進行し、狭窄範囲が拡大します。軽症のうちに硬くなった包皮を除去し、改善させる事が必要です。
包皮輪を広げるための器具が販売されており、購入することが出来ます。しかし、包皮輪を広げることは強い痛みを伴います。包皮が裂けて出血してしまうことが有ります。小さな傷でも炎症を起こし易くなり、その後の包皮は硬さを増していくため、さらに包皮輪狭窄を悪化させます。
包皮が切れて出血しても偶然切れただけなので、すぐ治るだろうとあまり深刻に考えずに放っておくケースも多いようですが、糖尿病や性感染症が原因である場合もあり注意が必要です。その場合には詳しい検査を行い原疾患の治療を要します。
包茎の症状や状態は人それぞれ違います。勃起時を想定して包皮の余りを測定し、亀頭下部の環状溝に縫合面が合うよう精密なデザインを行うことで、治療箇所がカリ首の下で隠れて見えなくなります。包茎手術をしたことがわからないような自然な仕上がりとなります。
40歳、既婚。剥け難い包茎、包茎手術、埋没陰茎修正
症例経過:以前から剥くと包皮が切れることがあった包茎症例です。しばらくすると自然に治っていたので放置していました。最近になって、以前よりも切れ易くなり、切れた部位の包皮が硬くなり、入浴時に包皮を洗うだけで切れてしまうようになったので、仙台中央クリニックに御相談頂きました。診察したところ、包皮が肥厚し狭窄が強くなっていました。また、陰茎が下腹部に埋もれ、埋没陰茎の状態を呈していました。陰茎堤靭帯を補強し体内に埋もれていた陰茎を修正しました。更に狭い包皮輪を完全に除去をして、亀頭直下で縫合しました。切れ癖のついた包皮の部位が除去がされたことで、剥け易くなって日常生活を支障なく過ごすことが出来るようになりました。
症例解説:剥くと包皮が切れる症状は悪化することが多いので注意が必要です。初期の段階では放置していても、傷は自然に治ります。しかし、何度も切れることを繰り返すと炎症や包皮萎縮が進行し、亀頭の露出ができなくなります。痛みを伴い、特に外見に異常をきたすことも有ります。放置せずに早めの受診をお勧めいたします。包皮が切れる包茎は、患部の浮腫みが続くリスクが有ります。